研修案内

第26回セリエ研究会 「認知行動療法とマインドフルネス、コンパッションの実践」


第26回セリエ研究会 「認知行動療法とマインドフルネス、コンパッションの実践」

日時 2024年3月24日(日)10時00分~15時00分
場所 オンライン
主催 株式会社総合心理教育研究所
概要

研修概要: 参加費 5500円(税込)

開催内容

話題提供1 梅田亜友美先生
「コンパッションの理論と実践
―マインドフル・セルフ・コンパッションとコンパッション・フォーカスト・セラピー―」

コンパッションは近年国際的に注目を集めている概念であり,メンタルヘルスを考える上で非常に重要なものです。コンパッションに関する理論はいくつかありますが,今回はクリスティン・ネフとクリストファー・ガーマーの『マインドフル・セルフ・コンパッション』と,ポール・ギルバートの『コンパッション・フォーカスト・セラピー』について,それぞれの概要とよく用いられるエクササイズについてご紹介します。

話題提供2 田中佑樹先生
「メンタルヘルス不調者への二次予防的支援に活かす認知行動療法

労働者の心の健康の保持増進のための支援方法として、認知行動療法が一次予防から三次予防に至るまで広く活用されています。本話題提供においては、とくにメンタルヘルス不調者への二次予防的支援を念頭に置き、問題解決療法、行動活性化療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)などを含む認知行動療法の理論と技法についてご紹介します。

話題提供3 大澤昇先生
「マインドフルネス応用編」

ここ10年ほどでマインドフルネスはだいぶ浸透してきました。しかし、企業研修などでは表面的な理解、技法の紹介にとどまっています。本来マインドフルネスは仏教哲学をベースにしています。
生きるとは何か?死とは何か?何故苦しみが生じるのか?苦しみを滅する方法はあるか?
それらへの回答としてマインドフルネス瞑想があります。今回の研修では、技法も含めて哲学的な理解を深めていきます。
【ワーク内容】
マインドフルネス基本瞑想ワーク
うつの再発予防にエビデンスのあるマインドフルネス認知療法ワー
身体を利用するマインドフルネス瞑想ワーク
得意なチャンネル別マインドフルネス瞑想ワーク
GETでなくGIVEの慈悲マインドフルネス瞑想ワーク

申込み方法 下記の申込みフォームにご記入ください。その後、弊社からメールで入金案内をご連絡いたします。入金確認をもってお申込み完了とします。

申込みフォーム ※申し込み期日 2024年3月20日(水)まで
https://forms.gle/PdSukj2xdQ7Gj61C8

お問い合わせ先
(株)総合心理教育研究所
〒102-0084 東京都千代田区二番町1-2-622
TEL:03-3261-6688 FAX:03-3261-2566
メール:rxp04621@nifty.com
お気軽にお問い合わせください。

■講師
梅田亜友美 先生
資格: 臨床心理士、公認心理師
職歴: 早稲田大学大学院人間科学研究科修了(博士(人間科学))。これまでに、個人カウンセリングや集団療法、心理検査、こころの健康教育などに携わる。現在、東北大学大学院教育学研究科助教、金城学院大学非常勤講師を務める。精神疾患を予防し、より良く生きていくためには何ができるか、認知心理学や感情心理学の知見を応用しながら研究しており、特に認知行動療法、マインドフルネス、セルフ・コンパッションを専門としている。

田中佑樹 先生
資格: 臨床心理士、公認心理師
職歴: 早稲田大学大学院人間科学研究科修了(博士(人間科学))。これまでに、医療機関や私設カウンセリングオフィスにおいて、認知行動療法に基づく心理的支援の実施に携わる。現在、和洋女子大学人文学部心理学科助教、立教大学大学院現代心理学研究科兼任講師を務める。また、認知行動療法を基盤にアディクションに対する支援やストレスマネジメントプログラムの研究に取り組んでいる。

大澤昇 先生
資格:臨床心理士、シニア産業カウンセラー
職歴:早稲田大学第一政治経済学部、目白大学大学院心理学研究科修了後、相談室悠ネットワ-ク代表、キヤノン、電機連合、東京工業高等専門学校、東京都立工業高等専門学校、健生会クリニック等のカウンセラーを務める。また、グロービス経営大学院、産業カウンセラー養成講座、入間看護専門学校、山野美容芸術短期大学、淑徳大学等で講師として活動している。学会や研修会を通じて、メンタルヘルス、リラクセーション、アサーショントレーニングの指導にも力を入れている。

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